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映画『コラテラル』 すごく良い奴とすごく悪い奴の一晩のドライブ

ロサンゼルスのタクシー運転手として12年間真面目に働いている、超いいやつ「マックス(ジェイミー・フォックス)」が、無感情に人を殺せる天才殺し屋「ヴィンセント(トム・クルーズ)」をタクシーに乗せたことから殺し屋仕事に巻き込まれてしまう物語。(コラテラルという単語の意味は【巻き添え】)

とにかく主人公のマックスがとても良い奴。またプロ意識が高く、自分の仕事にプライドと責任を持っているところも大好きになる。

f:id:yoheitech:20170306220720p:plain出典:『コラテラル』予告編

マックスの素敵なところを挙げていくと、

  • ロサンゼルスの道を把握していて、目的地まで何分でつけるかを正確に客に伝えることができる。
  • 客が指定した道が遠回りになると思うと、自分の儲けを考えず近道を教えてあげちゃう
  • 客の服装だけで職業が当てられる
  • 宝物は「モルディブのキレイな海の写真」。助手席のサンバイザーの中に隠してあり、疲れた時や、変な客にうんざりした時などに、チラッと写真を観て元気を出している。
  • その宝物の「モルディブの写真」を客の女性に「あなたは疲れてる。あなたにこそこれは必要だ」と言って快くプレゼントする。

もう本当にいいやつなんですよ

映画が始まって10分くらいの間にマックスのことをみんな大好きになっちゃうはずなんです。

そんな素敵な性格なんで、キレイな女性に「電話してきて」と名刺を渡されます。モルディブの写真をあげた「アニー」という検事をしている女性です。

f:id:yoheitech:20170306220751p:plain出典:『コラテラル』予告編

その時のマックスの嬉しそうな顔はこちらも嬉しくなるほどです。

 

しかしマックスがついているのはここまでです。その数分後、アニーの余韻に浸るマックスの元へ最悪な男が乗ってきます。

いつもの表情豊かな演技は封印し、たたずまいだけで「こいつなんかやばい..」と感じさせるオーラを放つトム・クルーズ演じるヴィンセントです。

f:id:yoheitech:20170306221027p:plain出典:『コラテラル』予告編

ここからのマックスは超ついてない男となり、地獄の夜を過ごすことになります。

 

ちなみにマックスが良い奴って話をしましたが、このとんでもない殺し屋を乗せてしまう原因も、マックスの人の良さが出てしまったためなのも皮肉です。

その優しさのおかげで、素敵な女性と出会い、その優しさのせいで、殺し屋を乗せてしまいます。優しさって良いことも悪いこともあるんですね

また、マックスのもう一つの長所である「プロ意識が高い」というところも裏目に出ます。ヴィンセントに目的地を言われ、「そこまでなら7分だ」とドンピシャで当てたことにより、殺しのプロであるヴィンセントに、プロ同士のシンパシーを感じられて気に入られてしまいます。ついてない。

 

そして目的地のアパートに着き「多めに払うから、用事済むまでここで待っててよ」というヴィンセントの言葉に乗せられ、車内で待つマックス。すると突然、彼のタクシーに死体が降ってきます。

ヴィンセントが殺した相手が、アパートの二階の窓から落ちて来たのです。

f:id:yoheitech:20170306221059p:plain出典:『コラテラル』予告編

 

「死体を見てしまったからには付き合ってもらう」と銃で脅され、マックスは手伝いをすることになってしまいます。動揺するアレックスにヴィンセントは言います。「早くしろよ。今夜は後件4件あるから。」

ついてない。

 

 そして次々と殺人が行われます。その間、もちろんマックスも抵抗したり、逃げ出したりしようとするんですが、やっぱりことごとくついていません。

  •  ヴィンセントがターゲットを殺しにいく間、ハンドルに手を縛られタクシーの中で待たされることになる。「これはチャンス!」と、ハザードランプを光らせ、クラクションを鳴らし、助けを求める。強盗がやって来る。
  • ヤケになり、ささやかな復讐として、ヴィンセントが殺しの依頼主から渡された大事なリストの入ったバックを奪い取り、ハイウェイに投げ捨てる。新しいリストを取りに行かされる。(危ないマフィア系の依頼主の元へ)

 笑っちゃうぐらいついてません。

しかし、ここからマックスのついてなさはさらに加速します。

マフィアの元へリストを取りに行ったために、ヴィンセントをマークしていたFBIからヴィンセントと間違えられ狙われます。なかなかの絶望です。

そして最大のついてなさが終盤に訪れます。

マックスは命をかけた捨て身の行動で、なんとかヴィンセントから逃げ出します。無事逃げれて最高にホッとした瞬間、ヴィンセントの最後のターゲットがアニーであることを知ってしまいます。アニーを助けるため、マックスは自らヴィンセントの元へ戻って行くことになってしまうのです...

 

マックスはどうなってしまうのか、ぜひ観賞してください。

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注目ポイント

・マックスがいいやつすぎて、本気で応援したくなる

・トム・クルーズの「あっこいつ話とか通じないやばい奴だ」と心底思わせて来る演技

・サスペンス映画として、すごく面白い

・マックスのついてなさ